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矢坪ヶ岳(873m)・今淵ヶ岳(1048m) (和紙の里会館→矢坪馬頭観音→矢坪ヶ岳→今淵ヶ岳→乙狩→和紙の里会館) 登山日:2003年2月9日 登山口:岐阜県美濃市
天候:快晴 テーマ:高賀三山、ぎふ百山 ガイドブック:『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下)』、『美濃の山2』、1/50000地形図『下洞戸』&『苅安』 同行者:単独 時間記録:コース行き……3時間40分、帰り……2時間20分 (推定標準コースタイム:行き……4時間10分、帰り……2時間40分)
![]() 【ぎふ百山】 しばらく「ぎふ百山」(一覧はこちら)に登っていなかったので、行きたくて仕方が無い。雪の深い所はまだ不安なので、高賀三山の今淵ヶ岳に決めた。1000mとちょっとなのでそんなに積もっていないだろう。高賀山と瓢ヶ岳は登ってあるので今日で高賀三山登頂になる。 【コース決め】 今淵ヶ岳へのコースは大きく2つある。西の板山地区から登るコースと南の矢坪から登るコースである。前者が一般的のようで、『美濃の山2』に登山記録が載っている。後者は矢坪ヶ岳からの縦走コースで、先日発売されたばかりの『岐阜の山旅100コース(下)』に紹介してあった。後者のコースはインターネットで検索してもほとんどヒットしない。今回は両方を組み合わせて、和紙の里からの周回コースとした。帰り道は栢野(かやの)から西屋敷まで山道があるので、元気があればこちらを通って和紙の里に戻る。カシミールで距離を測ってみると約16キロ、結構な距離だ。 【和紙の里公園】
【矢坪馬頭観音へ】 板取川沿いに矢坪に向かっていると「矢坪・田之洞方面←」の看板があったので、すぐに分かった。養鶏場からの怪しい泣き声を聞いて、田之洞との分岐を沢にそって左に進む。正面に矢坪ヶ岳の頂上が見えていて気持ちがよい。今日は暖かく、夜中に降った雨が蒸発しているので地面から水蒸気がもくもくと上がっている。早歩きで矢坪馬頭観音に到着。ちいさな祠でノボリが立っていなかったら見過ごしていたかも(^^;)道脇に4台くらい分の駐車スペースがあり、すぐ近くに明神神社がある。こちらは急な階段が格好良い。
【九十九折】 馬頭観音からまっすぐ行くと林になる。ガイド本に目印として載っていた「犬のふんは飼い主が後始末をしましょう」という看板は折れていてその辺にころがっていた。本に目印として紹介してあったチェーンも無かった。2本くらいの道が見られたが一番左が正解。林の中の丸太橋を渡るとずーと急登の九十九折である。なかなかの勾配でウォーミングアップ(登山口までの歩きで済んでいるが)には辛い。やがて地面が岩でゴツゴツしてくる。イセ愛山会の木彫りプレートを見て少し登ると南側が一望できる展望地に到着する。矢坪の集落や天王山、誕生山、権現山などが丸見えで気持ちが良い。
【矢坪ヶ山】 展望地からまた高度を稼ぐと背丈の低い笹原になる。登山道の様子が林、岩、笹と変化するので楽しい。雪も少し現れて矢坪ヶ岳に到着。反射板の跡があるので広く感じる。北側の展望が開けていれば高賀三山が一度に見られるのだが、北側は林になっているのでとても見られない。南側の展望が素晴らしく、東には木々の間から御嶽山が見えた。
【猟師さん】 矢坪ヶ岳からは今淵ヶ岳に向けて稜線歩きである。おそらく登山者で縦走する人は少ないであろうから踏み跡が薄いことを覚悟する。しかし明らかに今日歩いた踏み跡があり、追いかけてみると2人組の猟師さんだった。焚き火をしていたが、猟犬も2匹連れいて本格的である。猟犬は初めて見たが、しっぽを思い切り振っていてとてもかわいかった。その後も1人の猟師さん、3人の猟師さんに遭遇した。皆同じ服装で帽子には「全日本猟友会」と書いてある。無線で連絡を取り合って獲物が現れるのを待っているようだった。獲物は何かと聞いてみると猪だそうだが、誰かから依頼されているのだろうか!?よく猟師さん達はこの山に来るらしい。 【尾根歩き】 雪が深い所では膝下まであり、歩くのに疲れる。スクワットをしながら歩いているようだ。尾根歩きは途中2箇所で道を間違えて支尾根に入ってしまった。初め間違えた所は北東の所を北西へ、2回目に間違えた所は北の所を西へ入ってしまった。コンパスと地形図は必携である。途中で山のボスのような荘厳とした木があり写真を撮る。大岩の上に生えており見事な姿だった。
【今淵ヶ岳】 アップダウンを繰り返しているといつのまにか今淵ヶ岳に到着。雪から三角点の頭がひょっこりと出ている。頂上からの展望は御嶽山と乗鞍岳の共演で最高に気持ちが良かった。一人くらいいるだろうと思っていた登山者もゼロ。素晴らしい景色を一人占め! しかし、道を間違えたり探したりしていたためか非常に体が重い。尾根歩き、結構大変だったな。
【板山へ下山】 今まで道探しに苦労してきたのと正反対かのように、板山への道は踏み跡多数で楽だった。振り返ると尾根歩きしてきた稜線が一望できた。尾根歩きでは木々の間からしか見えなかった西側の山々も一望できた。やはり周回コースは大好きだ。
【多数の道】 No.150の鉄塔を過ぎると分岐になっていた。和紙の里会館に寄りたかったので、尾根に沿った一番近いコースを取った。初めはよく踏まれていたが途中から踏み跡が薄くなり、気がついたら道がなくなっていた。藪をこいでいくと再び踏まれた道になり、???。沢を横切り、城跡のような立派な積み岩達を見ていると登山口に出た。登山口にはNo.151鉄塔の黄色い看板がある。
【乙狩川】
【車道歩き】
【総評】 ・処女雪と道間違いに苦戦した。 ・猟師さんが多い。打たれないようにアピールしてね。 ・木々から景色の見える冬の時期がお勧め。 ・南側、東側、西側と展望が移って行くのが面白かった。 |