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宮山(917m)・捨薙山(983m) (無反峠→宮山→(稜線)→(林道)→(稜線)→捨薙山→(稜線)→宮山→無反峠) 登山日:2003年4月26日 登山口:岐阜県東白川町
天候:雨のちくもり テーマ:稜線歩き、新規開拓、続ぎふ百山 ガイドブック:『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下)』、『美濃の山第3巻』 同行者:単独 時間記録:行き……3時間25分、帰り……2時間40分 (推定標準コースタイム:行き……4時間15分、帰り……3時間20分)
![]() 【雨上がり】 今週はずっと雨が降っていたので、本日予定していた焼山は中止にする。ロクロ天井までの藪漕ぎ(?)縦走を楽しみにしていたのだが、黒井沢林道などのアプローチで土砂崩れがあるのではないかと恐れたからだ。代わりに東白川村と白川町の境の稜線を楽しむ計画を立てた。白川町下之平を拠点にすれば無反山、無反峠、宮山、捨薙山、佐久良太神社、箱岩山、胡摩草峠、下之平と周回できる。時間的に実際に周回するのは難しいだろうが、こういう大きな計画を立てるのはわくわくして大好きである。しかも無反峠から捨薙山までの稜線歩きはガイド本にも載っていない。さてさてどこまで行けるやら。 朝4時の天気予報を見ると美濃地方は午後から晴れになっている。まだ雨が降っているが多治見邸を5時に出発。R248からR41に入り、白川口交差点で右折する。ここまで来ても雨は止む気配が無く、むしろ豪雨になったので途中で90分のふて寝。ここ数日の雨のせいで白川もすごい水量である。今日は登っても大丈夫だろうかと少し不安になった。「クオーレふれあいの里」の案内板に従い、白川に沿って東白川町に入る。クオーレふれあいの里を過ぎてもしばらく走り、南北橋を渡って林道に入る。無反峠に行く途中に五介の滝公園があったので寄る。 【五介の滝】 五介の滝については東白川村のHPに伝説が書いてあったので興味あった。今日の沢の水量はすごいぞ。どんな滝が登場するのか……。 公園の駐車場に車を止めて、滝に向かう遊歩道を歩く。サンダルで歩こうとするが、今日の沢の水は多いのでいきなり遊歩道が水に浸かっている。一旦車に戻りゴアの靴に履き替えて渡る。しかし2番目の沢越えでは遊歩道は完全に水の中。飛び渡るには距離があるし、渡るには深いし水の勢いがすごいので危険である。遊歩道を歩くのは諦めて、車道から直接滝のある場所に降りた。 結果は写真のとおり。普段は静かな滝のはずだが、今日はうなりをあげていた。五介が住んでいたとされる洞窟もあったが、滝の水しぶきが凄いのでチラッと見て早々に切り上げた。同時に今日の登山道の状態に不安を感じ、おとなしく稜線歩きのみにすることを決めた。
【無反峠】
【稜線歩き】 雨は降ったり止んだりで依然不安定である。地面も緩い。無反峠から宮山(お山様)へはインターネットで調べても登った記録がない。一般的には南から登るようだ。無反山への案内板を背中にし、登り始める。踏み跡がしっかりついていたので迷うことなく稜線歩きができた。伐採されているので展望がよく、振り返ると無反山がバッチリ見えた。
【静かな登山道】
【赤八染】 大岩をよじ登ると小さな祠があった。周辺では赤八染(アカヤシオ)が見事に咲いていた。去年から見たかった花で初めての遭遇である。かわいい花ですっかり気に入ってしまった。雨は何時の間にか止んでいて展望が少しあるが、曇っているため遠望は利かなかった。
【宮山】 さらに歩を進めると林道と合流し、佐久良太神社奥之院に着いた。樹齢500年以上という大杉も見事であった。宮山の三角点は神社の裏にあった。地面によく埋まっていて、三本線をすぐには確認できなかった。
【笹漕ぎ】 佐久良太神社からも続く林道を歩くとすぐに行き止まりだった。そこからは稜線を意識しながらかすかな踏み跡を辿る。目印テープなどは無いし、なかなかの笹漕ぎであったが、一応踏み跡があるので非常に助かる。途中、笹畑頭谷林道が直下に見えて驚いた。こんなところまで林道が来ているとは知らなかった。
【藪漕ぎ】 かすかな踏み跡はあるが笹漕ぎに苦労することが続く。棘のある白い花がかわいいが、藪漕ぎで棘がある植物ほど恐ろしいものはない。大変苦労する。ゴアの雨具が破られそうだ(かなり刺さったので破れているかもしれない)。木に赤ペンキが塗られた小ピークからは北に綺麗な形の山が見えた。藤島山であろうか!?
【物見岩】 笹をこぎながら軽いアップダウンを繰り返していると展望台にうってつけの岩があった。物見岩と名付けよう。きちんと上がりやすいように岩にステップが出来ているから驚きだ。手前のピークのせいで捨薙山は見えない。残念だ。
【笹畑頭谷林道】 本日の稜線歩きで一番のポイントは主稜が北に曲がる地点である。しかもここがまたすごい笹で回りが全然見えないのだから難しい。北に曲がるべき地点が分からず直進してしまい、気が付いたら笹畑頭谷林道に合流してしまった。戻っても道が分かる気がしないのでここまま林道を歩く。林道の最高点から攻めれば捨薙山に登れるはずだ。箱岩山や鹿遊を堪能しながら林道を歩き、林道の最高点からはやはり道があった。林道は稜線とほぼ平行に走っていたようだった。
【挽回!】 林道からの登山道はほぼ真北に進んでいる。赤テープの目印が多数つけられており、薄い踏み跡もある。このまま進むと稜線に突き当たるはず、よしよし。思ったとおり稜線にぶつかり挽回成功!あとは稜線を忠実に歩くのみ。このあたりは目印テープがついていて楽勝であった。木材置き場や壊れかけた小屋などを見て、写真のような赤い通せんぼテープが見えたら稜線から外れて北に向かう。捨薙山頂上に到着。
【捨薙山】
【稜線リベンジ】 行きでは北に曲がるはずの稜線を見落として林道に降りた。帰りは確実に稜線歩きで戻ってやろう。小さなアップダウンを繰り返して、稜線が南に折れるところまで余裕で行けた。このあたりは木々が伐採されていて見通しもよく、展望も素晴らしい。
【林道発見】
【リベンジ達成】 稜線が南に曲がってからはまっすぐに行くのだが、伐採されている場所が目的と別の稜線に続いていたので、つられて途中道を間違えた。コンパスを首からぶら下げて常に進行方向を確認しているのですぐに気が付いたので問題なかったが。伐採地を過ぎてからはまたしてもずっと笹漕ぎ。結構疲れたが、無事に行きで通った道と合流した。分からなくなって当然だというような道だった。 【帰路】 無反峠までは来た道を戻った。無反峠に戻ってから無反山に向かった(日記)。 【総評】 ・無反峠から宮山までは稜線を歩ける。踏み跡があり楽勝であった。 ・宮山と捨薙山の稜線は踏み跡薄し、目印無しで大いに楽しめた。 ・花が少なくて残念だった。 ・笹畑頭谷林道が伸びているので、これを利用することで宮山も捨薙山も登頂が楽になる。 |