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高天良山(908m) (火打峠→(高天良林道)→高天良山→高寺神社跡→(境界尾根)→火打峠)登山道地図はこちら 登山日:2004年1月18日 登山口:岐阜県金山町
天候:晴れ テーマ:ぎふ百山 ガイドブック:『名古屋周辺 続山旅徹底ガイド』 同行者:なし 時間記録:行き……3時間10分、帰り……1時間45分
![]() 【高天良山について】 高天良山は白川町、金山町、下呂町の三町境に位置する角錐形の山で、杉の産出地として有名である。「高天良杉」と呼ばれ、京都の妙心寺の建造にも使われた。当時は万福寺奥の院や高寺権現が山頂にあり山岳信仰が盛んに行われていたが、現在では付近に林道が走り、木々は激しく伐採されていて当時の面影は無い。山名は山頂に高寺大権現を祀っていたことに由来する。明治維新まで「高寺山」と表記されていた。また高天良山に関する伝説や民話も数多く残っている。 【福来地区へ】
【火打峠】 お墓や集落を抜けて林道の入り口に到着。この林道は福来火打線と呼ばれているようだ。地元の方が塩化カルシウムを撒いていたので挨拶して林道をとぼとぼと歩く。集落を完全に抜けると勾配が出てくるが所詮は車道。全然きつくない。わだちが一台分あり、そこをたどるように歩いた。中部電力の鉄塔巡視路の案内プレートなどを見て歩き、火打峠に到着。立派な石碑の隣には林業関係者と思われる軽トラックが一台止まっていた。 火打峠は峠名が面白いので機会があれば由来を調べてみたい。金山町と下呂町の境に位置し、飛騨と美濃をつなぐ要路だったらしい。下呂側の道の両側に石仏が1体ずつあった。高天良山に関する案内板も多く、尾根道の案内板、林道の案内板、高寺権現跡の案内板と3つもあった。
【高天良林道】 火打峠から尾根道を歩こうと思っていたのに、気がついたら高天良林道を歩いていた。本日は水を持ってくるのも忘れたし、どうも腑抜け状態だ。昨日雪が降ったのにもかかわらず林道の雪は少なく、輪かんじきもつけるまでもない状態だった。林業の関係車両のわだちが新しい。単調な林道だが展望はまずまず。
【高天良間伐林道自動車道終点】 所々で林業関係の作業の様子が伺える。「高天良間伐林道自動車道終点」と書かれた白い杭が立っている場所にシャベルカーや作業小屋がある小広場があった。かつてはここが林道終点だったのだろうか?現在はまだまだ先まで林道が続いている。 木材運び用に使っていたと思われるケーブルが頭上を走っていて、「高天良杉」ブランドの名残を思わせる。
【高天良林道終点】 小坂町森林組合の作業小屋には伐採された木がずらっと並んでいて、ヒノキの香りが漂っていた。この辺りから林道の雪が増えてきた。せっかく輪かんじきを持ってきたので装着して歩く。やっぱり快適だった。しかしスノーハイクも小屋から林道終点までの15分だけ。林道終点には再び登山の案内板があり、「三角点神社跡登口約500米」と書いてあった。沢(熊穴谷:クマナガ谷)の水を飲んで復活!
【登山道分岐】
【尾根出合い】
【高天良山】 植林された森の中を歩いている感じだ。尾根にいるが展望は全く無い。山頂手前にはものすごい急登で、雪と木の根っこで非常に滑りやすかった。面倒臭くてはずしていなかった輪かんじきも邪魔になりはずし気合を入れる。登っては滑り落ち、登っては滑り落ちの繰り返しで、振り返るととても一人で歩いたようには思えない踏み跡になっていた。 やっとたどり着いた山頂も展望はほとんど無い。木々の間からわずかに他の山が見える程度。期待していた雪は少なくて愕然。登山用コンパスにものさしが付いているので雪に挿してみるとたったの4cmのところで地面についてしまった。がっくり。
【神社跡へ】 「権現宮跡約1000米→」の青い案内案に従って高寺権現(高寺神社)跡へ向かう。基本的に尾根道なので道は迷わないが、一箇所間違えやすそうな分岐があった。境界見出標43番の地点で尾根が左と右に分かれている。左の道は赤色のビニルテープ、右の道は黄色のビニルテープが貼られていた。コンパスで右の道が正解だと分かった。高天良山から一気に下りると鞍部に「←三角点600米、神社跡400米→」の看板が立っていた。登り返すと神社跡の案内板が立つ小広場に着いた。
【高寺神社跡】
【下山道】
【伐採地】 たんたんと歩き、すごい急勾配を折りきると伐採地に出た。下山路はずっと展望が無かったのでしばらく見とれた。金山町側は伐採されているが、下呂町側が伐採されていないので180度くらいの展望だ。御嶽山は残念ながらよく見えなかった。振り返ると高天良山から降りてきた稜線がはっきりと確認できた。
【作業小屋】
【下山後の楽しみ】
【総評】 ・あまり知られていない山だが、ルートや案内板が意外と多いのでいろいろな楽しみ方ができそうだ。 ・歴史や伝説の多い山で静かな山旅が楽しめた。 ・火打峠→高天良林道→神社跡→高天良神社→尾根道→火打峠のルートにすれば効率よく周回できると思う。 |