南木曽岳(1677m)
ルート:蘭避難小屋→(蘭Aルート)→南木曽岳→(蘭Bルート)→蘭避難小屋小屋
登山日:2004年7月25日
登山口:長野県南木曽町
天候:晴れ/雨・雷
テーマ:鎖・はしご練習
ガイドブック:『AG鈴鹿・美濃』
同行者:モリさん
時間記録:歩行時間 登り:約3時間、下り:約4時間
登山日:2004年7月25日
登山口:長野県南木曽町
天候:晴れ/雨・雷
テーマ:鎖・はしご練習
ガイドブック:『AG鈴鹿・美濃』
同行者:モリさん
時間記録:歩行時間 登り:約3時間、下り:約4時間
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10:45 登山口避難小屋 11:15 林道脇登山口 11:30- AB分岐 14:00 南木曽岳三角点 |
14:30 魔利子天山分岐 17:15- AB分岐 18:00- 男滝女滝 18:40 登山口避難小屋 |
【南木曽岳について】
木曽三岳の一つ(他に御嶽山、駒ヶ岳)で信仰の山として修験者が修行した。古くは中岐蘇岳(奈岐蘇岳)と呼ばれ、木曽の南の山ということで現在の名前になった。また別名なきびそ岳(泣きべそ岳)ともいわれるほど雨量の多い山でもある。また金時山とも呼ばれている。
登山ルートは、南木曽駅から登れる「上ノ原ルート」と、最近人気の「蘭(あららぎ)周回ルート」の2つが有名であるが、今回現地に行ってみて富貴畑地区から「長者新道」というルートが伸びていることを知った。長者新道の詳細はガイドブックでもWEBでも見たことが無いが、地元の方々によって整備されているようだ。南木曽温泉郷に登山指導案内所があり、そこで「水源の里を守る会」発行の登山道の概念図が置いてある。整備協力費として100円で購入する形だが、南木曽岳長者新道や南沢山蘭新ルート(日記)が載っているので「買い」だと思う。
登山ルートは、南木曽駅から登れる「上ノ原ルート」と、最近人気の「蘭(あららぎ)周回ルート」の2つが有名であるが、今回現地に行ってみて富貴畑地区から「長者新道」というルートが伸びていることを知った。長者新道の詳細はガイドブックでもWEBでも見たことが無いが、地元の方々によって整備されているようだ。南木曽温泉郷に登山指導案内所があり、そこで「水源の里を守る会」発行の登山道の概念図が置いてある。整備協力費として100円で購入する形だが、南木曽岳長者新道や南沢山蘭新ルート(日記)が載っているので「買い」だと思う。
【アルプスに向けて】
普段は日帰り専門で山登りを楽しんでいるが、今夏は北アルプス1泊を計画している。一緒に行くことになる相棒を鍛えるべく、鎖やはしごがあって変化に富む南木曽岳蘭ルートに行くことにした。相棒は約3ヶ月ぶりの登山なので体力面が心配だ。
【蘭キャンプ場】
多治見からR19、R256で中山道妻籠宿の脇を抜ける。南木曽温泉郷を過ぎて尾越地区に入ると登山道を示す看板がたくさん立っていたので迷うことなく登山口駐車場に向かうことができた。世間では夏休みなので蘭キャンプ場はずいぶんと賑わっていた。登山口には広めの駐車場が2つあった。走行距離70キロ、2時間で到着。出発が遅れたので駐車場は満杯だった。さすが人気の蘭コース。
駐車場脇に立つ避難小屋に登山届ボックスとノートがあったので記帳して出発。速い人はもう降りてきていた。額付本谷林道のゲート脇から自然探勝園に入る。
駐車場脇に立つ避難小屋に登山届ボックスとノートがあったので記帳して出発。速い人はもう降りてきていた。額付本谷林道のゲート脇から自然探勝園に入る。
【自然探勝園】
自然探勝園には木曽五木(ヒノキ・サワラ・コウヤマキ・アスナロ・ネズコ)やツゲなどの木があり、それぞれの木に解説プレートがついていた。自然探勝園を抜けると先ほどの林道に合流し、登山口まで林道歩きとなる。林道では鵯花(ヒヨドリバナ)と立派な山苧環(ヤマオダマキ)が見られた。
【林道の花】
【登山開始】
林道で登山道案内の看板を見ると登山口が近い。登山口を過ぎた所にも登山案内板があり、昔からよく整備されている山だと認識した。
一つ目の沢にかかる橋を渡り、ホウの木の形を楽しんでいると登り道(Aルート)と下り道(Bルート)の分岐点についた。登り道と下り道がこれだけはっきりと区別されている山は珍しいのでは?
一つ目の沢にかかる橋を渡り、ホウの木の形を楽しんでいると登り道(Aルート)と下り道(Bルート)の分岐点についた。登り道と下り道がこれだけはっきりと区別されている山は珍しいのでは?
【コウヤマキ自然林】
ルート分岐点を過ぎるといよいよ本格的な登山が始まる。金時ノ洞窟を過ぎると木道やはしごばかりの道となる。喉ノ滝をすぎて、どんどん高度を稼いでいく。蜻蛉草(トンボソウ)らしき植物の群生地で一本立てると一旦はしごはなくなる。ここからはこのルートの一番綺麗なところだと思われるコウヤマキ自然林である。少し赤みががったコウヤマキの巨木達を見ながら歩くととても気持ちがよい。この美しさは写真では伝えられない!
コウヤマキの根がしっかりと登山道を支えていて、こういう所では登山道が崩れることもないだろう。コウヤマキに目が行くのであまり目立たないがシャクナゲの木も多かった。
コウヤマキの根がしっかりと登山道を支えていて、こういう所では登山道が崩れることもないだろう。コウヤマキに目が行くのであまり目立たないがシャクナゲの木も多かった。
【鎖場】
Aコースには鎖場は2個所あるが、1つ目はたいしたことがなくて、2つ目が面白そうだ。新しそうな迂回路ができていたが当然鎖場直登の方へ。三点支持を意識していたらあっけなく終了。ちょっとスリルのあるアスレチックだった。それにしても本当にこのルートはよく整備されていると思う。迂回路ができていたり、古くなった木道が交換されていたり。地元の山岳会に感謝である。
【展望地】
鎖場を終えると南側に素晴らしい展望が広がるが、今日はガスっていてほとんど見えなかった。このあたりから雷がゴロゴロなりだして心配になる。天気予報では午後から雨かもということだったが。相棒バテバテのためペースが上がらない。やはり毎週のように連れて行かなくては(^^;)
【かぶと岩】
「頂上へ530m」の看板を見ると足下に小さい白い花が咲いていた。花の少ないルートだったので綺麗な写真を撮ってやろうと思ったが、雨が振り出して雷もゴロゴロ唸っていたので諦めた。
かぶと岩付近は真っ白で何も見えず残念。かぶと岩案内板を過ぎたところに岩鏡(イワカガミ)群生地があった。
かぶと岩付近は真っ白で何も見えず残念。かぶと岩案内板を過ぎたところに岩鏡(イワカガミ)群生地があった。
【南木曽岳】
山頂付近の台地に乗ると「←金時池」の案内柱を見かけ、少し行ってみたが、笹薮になっていたので数十mで諦めた。くぼんだ所が金時池(跡)だったのかも!?
山頂に着く頃には雷がゴロゴロと激しく鳴り出したので慌てて下山開始。避難小屋あたりがゴロゴロ音のピークで非常に恐ろしかった。避難小屋がしっかりと雷対策(アース)してあれば安心して待機できるが、小屋内が安全かどうかなんて分からないので標高を落とすことを第一に考えて走るようにして下山する。
高原になっていて魔利子天山の分岐までなかなか標高が落ちなくて恐かった。雷はゴロゴロなっているだけで落雷が無かったのがせめてもの救いだった。なおちょうどこの時間、南木曽岳から北東20kmにある駒ヶ岳ロープウェイに落雷があった。
山頂に着く頃には雷がゴロゴロと激しく鳴り出したので慌てて下山開始。避難小屋あたりがゴロゴロ音のピークで非常に恐ろしかった。避難小屋がしっかりと雷対策(アース)してあれば安心して待機できるが、小屋内が安全かどうかなんて分からないので標高を落とすことを第一に考えて走るようにして下山する。
高原になっていて魔利子天山の分岐までなかなか標高が落ちなくて恐かった。雷はゴロゴロなっているだけで落雷が無かったのがせめてもの救いだった。なおちょうどこの時間、南木曽岳から北東20kmにある駒ヶ岳ロープウェイに落雷があった。
【遅い昼食】
最後の見晴らし台を過ぎるとやっと樹林帯に入り落ち着いた。雨も雷も止み、長いはしごを降りたところで遅い昼食タイム。安心も加わって食事がおいしかった。今回の山行で二人ともはじめてガスを持っていった。実験的にラーメンの残り汁などを携帯トイレに入れてみたが、二人分は吸収してくれそうだった。
【コウヤマキ自然林】
下り(Bルート)も登り同様段差が大きくて非常に歩きにくい。コウヤマキ自然林を通過するが、登りの時に見た景色の方が綺麗だった。休憩を重ねながらやっと合流点についた。精神的にも体力的にも疲れた。
【男滝・女滝】
帰りに自然探勝園から男滝・女滝に寄った。なかなか綺麗な滝で20分以上くつろいだ。現地の案内板によっては「男埵滝・女埵滝」とも書いてあった。
【サンショウウオ】
本日のお出かけでサンショウウオの子供を見つけた。サワガニでもいないかと探していたのだが、珍しい生き物を見つけられてラッキー!大きなカエルもいたので手にとって少々観察させていただいた。先週の筑波山(日記)でガマの足は四六ということを知ったが、本当に前足の指は4本、後足の指は6本で驚いた。なぜ前足と後足で指の本数が違うのだろう?
【総評】
- 南木曽岳の蘭ルートは変化があって面白いが、非常に歩きにくいのでちびっこや腰に不安のある方は注意が必要。
- 晴れていれば山頂付近はさぞかし気持ちよいだろう。
- 山頂は笹しか無い台地状になっていたので落雷が恐かった。山での避雷の知識を確認しておかなくては。